<本当に効果のある英語学習法>
前回、幼児は体を使うことで、言葉を覚えていくと言いました。
これは、大人が言語を学ぶ際にも、とても重要なことです。
そして今回、もうひとつ大事なことをお伝えします。
それは、幼児が言葉を話し始めるには、時間がかかるということです。
当たり前と言えば、当たり前のことです。
しかし、子供はこの間に言葉のネットワークを脳に築いているのです。
その証拠に、言葉を話すことができなくても、大人の言うことはほぼ理解しています。
そして、最初は単語単位で話し始め、徐々に複雑な文章を話すようになっていきます。
では、我々が英語を学ぶ際におこなってきたことはどうでしょう?
"Repeat after me"といって、すぐに発声をさせられます。
これまでに、ほとんど英語という言語を聞いたこともないのに。
ムチャぶりもいいとこです。
英語を話せるようになるには、まず音として英語を理解できるようにならなくてはなりません。
日本で言う、リスニング力ですね。
リスニング力があって、初めて話せるようになるのです。
つづく